三富今昔村の里山の恵みで作った ルームフレグランス「藤袴」

石坂産業が事業を営む三富地域はかつて美しい里山でした。
しかし、いつしか鬱蒼とした雑木林にごみの不法投棄が相次ぎ、荒れ果てていました。2001年、私たちは地域との共生を目指して不法投棄されたごみを拾い始め、生物多様性の豊かな里山に再生しました。
地域の「自然と文化と人々を、ふたたびつなぐ。」存在として、三富今昔村を運営しています。

現在、和洋のハーブを育てている「10000の丘」は10000トンものごみの山を片付け、再生した場所。そのなかでも「フジバカマ」は貴重な植物。万葉の時代より日本人に親しまれ、秋の七草にもなっている「フジバカマ」で豊かな香りを多くのお客様にお届けできないか?というところから商品開発が始まりました。

 

その思いを実現するパートナーは日本草木研究所。「日本各地に研究拠点を持ち、全国の里山に眠る植生の食材としての可能性を発掘。海外のスパイスやハーブが日々の食卓に並ぶように、日本の木々や名も知れない野草たちが食に当たり前に関わる日常の実現。日本の原始的な食用植物資源の価値化は、地方産業の活性化や持続可能な食材供給、新たな国際競争力にもつながっていく。」そんな熱い思いを知り、お声がけしたのが始まりでした。

日本草木研究所のアドバイスを受け、里山より「ヤマコウバシ」「ヒノキ」「ヨモギ」を選定。調合して香りの抽出を行いました。そして、何度も香りの調整を重ね、ついに完成したのがルームフレグランス「藤袴」です。

【三富今昔村の里山より】
・フジバカマ
・ヤマコウバシ
・ヒノキ
・ヨモギ

またタグには私たちの産業廃棄物リサイクルプラントからの再生品、製紙用チップを原材料の一部に使った特種東海製紙株式会社の紙、ルームフレグランスに挿してある草木は里山を更新伐採したものを使用しています。


万葉集で秋の七草と謳われ、平安時代には貴族が匂い袋に入れて持ち歩いた歴史ある香りと言われる「フジバカマ」。
また中国では「香草」「香草蘭」とも呼ばれる、その特徴的な香りは、気持ちが落ち着く・匂いをカバーするとされています。

ご自宅やオフィスなど、様々なシーンでご利用ください。
里山からお届けする香りが、皆さまの毎日に華やぎを添えるささやかなお手伝いができますように。

  

【商品情報】
・藤袴 ルームフレグランス
価格:本体のみ ¥3,850(税込)、スプレーヘッド付き ¥4,125(税込)、ディフューザースティック付き ¥4,125(税込)

平安時代から高貴な人々の香として愛され源氏物語にも出てくる柔らかな芳香のフジバカマを基調とし、秦の始皇帝が不老長寿の薬としたスパイシーなヤマコウバシ、そして気持ちが落ち着く香りといわれるヒノキをブレンド。日本原生の植物たちの知と香を愛でる一本です。
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三富今昔村オンラインショップのほか、三富今昔村 くぬぎの森交流プラザやオークリーフでもご購入いただけます。

 

 


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